マットレスを選ぶ前に…理想的な睡眠って?
深い眠りであること

毎日きちんと寝ているのに、なぜか疲れが取れない…
最近そんな事はありませんか?きちんと良い睡眠ができているかどうかは、 日中のパフォーマンスにダイレクトに影響する大切な要素です。疲れが気になることが増えたら、睡眠の質を見直すいい機会かもしれません。
一般的に、私達が眠っているときは深い眠り(ノンレム睡眠)と浅い眠り(レム睡眠)を交互に繰り返しています。
細胞のターンオーバーや疲労回復に深く関わっている成長ホルモンもノンレム睡眠の際に最も多く分泌される事から、 浅い眠りだけでなく深い眠りをきちんと確保できるかどうかが、睡眠の質に大きく影響しています。
【リラックスして、深く質の高い睡眠をするために】
深い睡眠を得るためには、自分の体に合った姿勢で、リラックスしながら眠りにつくことがとても重要です。
様々な寝具の中でも、寝心地に最も大きな影響を及ぼすのがマットレスですから、KAGUHAはベッドフレームを選ぶ前に自分の体にあった寝心地のマットレスを選ぶ事をおすすめしています。
通気性や硬さ、寝返りのしやすさなど、様々な条件面でマットレスを選ぶ必要があります。また、色合いや感触など、自分好みの寝具であれば更なるリラックス効果も得られるでしょう。
マットレスの種類と特徴
スプリングについて

ボンネルコイルタイプ
らせん状に巻かれたコイルを横方向に連結させ、体を「面」で支えるように設計されたのがボンネルコイル型のマットレスです。この様なオープンコイルタイプのマットレスは、各社様々な種類のものを開発しています。
こんな方におすすめ
【しっかりとした寝心地が好き】
コイルが連結されている構造なので、クッション性・フィット性はそこまで高くありませんが、しっかりとした安心できる寝心地です。
【通気性が高いマットレスが良い】
マットレス内部の詰め物にも寄りますが、他のタイプと比べると構造上通気性が高く衛生面を気にされる方にも向いています。
【手頃な価格のマットレスを探している】
普及価格帯のマットレスが多く(一部を除く)、比較的手頃な商品が多いことも特徴です。

ポケットコイルタイプ
いくつもの小さなコイルを布で包み、マットレスにみっしりと配置したタイプです。
コイル一つ一つが独立しているので、高い体圧分散性能と振動の少ない寝心地を実現しています。
こんな方におすすめ
【体へのフィット性を重視している】
重量がかかる部分のみ適度に沈み込むので、自分の体にあった最適な姿勢で寝ることができます。反発したスプリングが体を支えます。
【寝心地にこだわっている】
振動やきしみ音も少なく、適度な弾力を持っており、寝返りが打ちやすいことが特徴。耐久性も高いことからホテルでも多く使われています。

ノンスプリングタイプ
スプリングを使用せず、マットレスに最適なウレタンやラテックス等のクッション素材を使用したタイプです。柔らかい寝心地の低反発タイプ、しっかりとした硬さをもつ高反発タイプに大別されます。
【低反発タイプがおすすめな方】
体重に合わせて大きく沈みこむこのタイプは、よりソフトな寝心地を好む方におすすめです。
抜群のフィット感と包み込まれるような安心感は他のマットレスでは中々感じることのできない特徴です。
【高反発タイプがおすすめな方】
適度な弾力もありつつ、基本はしっかりとした硬さを持っているので、整った姿勢で寝ることができます。寝返りが打ちやすく、腰痛持ちの方などにもオススメすることが多いです。
低反発タイプのものと比べて通気性が高く、梅雨や夏の蒸れを気にする方にも向いています。
その他のポイント
鋼線の太さ
ポケットコイル等に使用されている鋼線は商品ごとに異なる太さの物が採用されており、線が細ければ柔らかめの寝心地に、太ければ硬くしっかりとした寝心地になります。
基準としては線径が1.6mm程度が標準の硬さとなり、1.0mmに近づけば柔らかい寝心地、2.0mmに近づけば硬めになる、といったイメージです。
クッション材・詰め物
スプリングの種類だけではなく、スプリングの上に使われてるクッション材の種類や厚さ、層数によっても寝心地は変わってきます。スプリングの硬さを感じさせない快適な寝心地を実現するために、ウレタンフォームや中綿、羊毛、スモールフェザー、不織布などで層を形成し、商品ごとに異なる寝心地を作りあげています。