No.4900 ダイニングチェア DA-4900 | 浜本工芸

良質な無垢材をふんだんに使用した、木の魅力があふれるダイニングチェア。

厳島の大鳥居をイメージしたフォルムは日本人には古くから馴染みのある形ながら、同時にモダンな印象ももちあわせています。
浜本工芸らしい使い手を考えた機能性と耐久性を備えた、デザイン性と坐り心地の良さを両立したこだわりの一脚です。

背中をしっかり支える高さのある背板

背板は背中をしっかりと支えてくれる高さを確保、座面の大きさや角度を調整しながら背板全体に体が当たるように設計されています。
接地面積を増やすことで体圧を分散し、安心感のある背当たりを生み出しています。

自由自在に寛げるこだわりのショートアーム

肘部はショートアームを採用することで座り方に制限をあたえず、体の向きが変えられます。
背からアームにかけての曲線は背中がフィットするようデザインされていて、座る向きを変えてもしっかりと体を受け止めてくれます。
さらにアーム先端は手の平に馴染む形状で力が入りやすいので立ち座りの動作もスムーズに行えます。

緩やかなカーブを施した広々座面

曲木加工によって施された緩やかにカーブした座面は体の接地面積が多くなり、フラットな座面よりも効果的に体圧を分散させてくれます。
ゆったりと快適な座り心地の感じられるよう、座面幅は555mmと広めに設計されています。

鳥居を連想させる背面デザイン

鳥居の笠木と島木を連想させる背板と肘。横に広がるように設計された座は貫。背から脚先までを一本で通した脚は柱。広島の象徴でもある厳島の大鳥居をイメージしたそのフォルムは、日本人に古くから馴染みのある形を再現しながらもモダンな印象を与えます。
左右の脚を末広がりに配置したことで、空間に広がりが生まれ、圧迫感のないすっきりとした見た目になっています。

※こちらの商品は受注生産の為、納期約35日間頂戴いたします。お急ぎの場合はご注文前に納期をご確認ください。

▼板座モデルもございます。こちらをご覧ください。▼
No.4900 ダイニングチェア DA-4900M | No.4900M DINING CHAIR DA-4900M

KAGUHAスタッフ Mより　（2020.11.29）

家具の業界に携わっていると、好きな家具のテイストが一般のお客様と比べてしっかりと固まってきます。
それは、なんとなく濃い色より明るい色の木目が好き、ではなくて「ウォールナットよりオーク」「オークはオークでもウレタン塗装が良い」など明確に自分のライフスタイルに合った嗜好がはっきりと定まることが多く、振れ幅の少ないメーカーであったりデザインの好みと言うよりは、洋服に例えるならばジャケットは少し大きめのほうが好き（ソファはゆったりとした座り心地のもの）であったり、セーターはウールよりコットンのほうが好き（ソファは革よりも布張り派）といった機能や商品の性格に由来する類のものがほとんど。

私がダイニングチェアで好きなのは背中あたりの良い、包み込まれるような安心感のある柔らかな曲線のもの。
ちょっとマニアックでしょうか。だからまさにこのNo,4900ダイニングチェアは私にとっての大好物。同じ広島県のマルニ木工による「HIROSHIMA」や、家具の名産地飛騨高山の飛騨産業による「SEOTO」や「クレセント」などが好みの私にとって、浜本工芸の素晴らしい職人気質な造りと、ある意味で浜本工芸らしくないモダンでスタイリッシュなフォルムと合わさって、発売当初からずっとファンの椅子。

板座は勿論、フランス産のプレミアムオーク（ワインの樽などにも使われる綺麗な木目が特徴です）とレザーのコンビネーションは大人の魅力といった雰囲気がムンムンと醸し出ていて素敵ですね。
ちょっとしたソファくらいの価格はするものの、結局は夕食後にそのまま晩酌へと突入してしまう事が多い方や、テレワークで仕事をご自宅のダイニングテーブルでされる機会が増えた方など、座る時間が長い方はきっとご満足いただけるはず。